正解のない問題への挑戦

これが日本私立大学連盟会長の田中愛治先生の教育課題ということです。

今までの教育では正しい答えは一つでした。

今までの日本の経済を見てみると戦後はアメリカがお手本でした。アメリカに追いつき追い越すことが経済活動の根本的発想でしたが、アメリカに追いつき追い越した時点から日本の経済は衰退して今では国民所得では韓国にも抜かれてしまった。

1980年代にアメリカを追い抜き目標を失ってから日本の成長が鈍化して国際競争力が無くなってしまった。

今国際的競争力があるのはトヨタくらいですが、海外からの圧力で電動車に転換せざるを得ないと日本の産業は観光業くらいしか無くなってしまう。

世界のコロナ禍を俯瞰してもその対策に正解はこれといってなくて、右に行ってダメだったら次の策を準備しておかなくてはならないということです。

教育方針として:
未知の問題の解決策を仮説として提示出来る人材育成

とおっしゃっていました。

これが世界の競争に戦える人材の育成教育です。

大隈老公没後150年に一月にはなりますが、一身一家一国のみならず世界を俯瞰する…と先見の明を持って教育を始めたことは今でも同じことと思われます。

家族制度も崩壊して一家どころか個人主義が大切だということで一身ばかりが重要視されてます。

アメリカのハーバード大学がヨーロッパのケンブリッジとかパリ大学を抜くのにかなり時間がかかってるとの事ですが、これからの大学はビジョンが無いところは淘汰されてくんだろうなと先生のお話しを聴いて感じます。

今朝から携帯が動かなくなって、電話、ラジオ、電車移動、待ち合わせなど夕方買ったところで直してもらうまで困りました。

連絡先は全て携帯に入ってるので…