人の歴史、縦糸と横糸

人は生きていく上で人との繋がりが必要です。
横の繋がりは縁です。

会社の繋がりのご縁、親族との繋がりのご縁、定年後に出てくる地域との繋がりのご縁、それと趣味の繋がりのご縁などがあります。

最近は災害で被災地にボランティアに参加したりで、企業の出張 、転勤なんかで地域的にあちこちと繋がりが出来ていると思います。

ちなみに転勤は江戸幕府の参勤交代で江戸を中心に日本中が繋がっていた、伝統を引き継いでいると思います。

問題 は時間的に歴史的に過去と繋がっているかというと、そうとは言えない大きな問題があります。

一番大きなのは戦後、アメリカの植民地時代にマッカーサー率いるGHQにより日本の歴史は焼却されてきました。

日本が二度とアメリカに刃向かうことが出来ないように憲法GHQによって作成され、いまだにこの憲法を有難がっている人も多いです。

今の時代、70年経てば70年前は大昔です。
日本人一人一人が日本を弱小国と思ってるのでだんだんそのようになってきてますね。

大量の本が消され、学校の本はまずいところは全て墨で塗られて戦後の日本では教育を受けてきました。

ですから、いつも近隣諸国と歴史問題トラブルがあります。真相を我々は知らないし、知ろうとする人もとても少ないです。

ですから、第二次大戦後はどのようなことから防げなかったかを知らないので同じような状況になった時に取るべき方向性に無知でまた同じような悲惨なことが起きてしまう。

僕は日本史では明治以降の日本について先生は何も教えてくれなかったんです。

先日一緒に仕事をした20代の彼もその辺の歴史を学校で教わってないとのことでした。
僕の頃と全く同じ状況です。

韓国はどんな国か、ロシアはどんな国か、中国はどんな国か勉強してないです。

例えば、日本がポツダム宣言を受諾後に、日本がぼろぼろになった時を見計らって日露平和条約を破棄し戦線布告し南下してきて領土を拡大してます。

日本人を戦後シベリアに強制労働させて、7万人もの日本人が亡くなっています。飢えと寒さと過酷な労働があった。共産主義教育、天皇制の否定、軍国主義批判があった。
現代の共産党も同じ路線です。

この数はアメリカが東京に焼夷弾で徹底的に空爆してもその死者は10万人ですから、
シベリア強制労働がいかに過酷か想像出来ます。

ロシアがどんな国かをみてくれば、北方領土問題は簡単ではないです。

今、韓国といろいろあるけど、先人の築いてきた先祖の努力と戦いの歴史を日本は今から学習することが先人へのご恩返しと思います。

子孫のためにもそれは必要と思います。