8060問題

この言葉の意味は80歳の高齢者が60歳の子供の面倒をみているという深刻な問題です。

テレビの池上彰のクイズ番組で知りました。

昔引きこもり問題がありましたが、彼らはもう60歳になっているということです。60歳の息子さんを80歳の年金暮らしの高齢者が面倒を見ているということです。

もちろん就職氷河期というのがあって、就職出来ずに社会との繋がりが断絶してしまった人もいるようです。

人は一人では生きられなくて、だいたい4つくらいのご縁で繋がっています。
産まれたときに始まる血縁、幼稚園、学校に行き出すと地縁が生まれ、就職すれば職縁ができます。

それに音楽とか絵画、テニスなどのスポーツを通じての趣味の縁ができます。

そして、8060問題の当事者は血縁以外のご縁はほとんど薄れてると思われるので80代の両親がお亡くなりになると社会とのご縁は切れてしまいます。

これに対するセーフティーネットはどうなるんだろう?
老人ホーム内にはコミュニケーションがあるが、社会との繋がりが断絶している人たちの問題は単に施設をつくれば解決するというものでもなさそうです。

今から社会との繋がり構築の戦略的準備が必要と思えます。

かくいう僕も社会との繋がりは今では趣味の縁がか細く残っているだけですが…

昨晩は相模原の美術展を、見に行きました。
帰りは雷と雹と土砂降りの雨で日中とは打って変わったお天気でした。

ということで、今朝の鶴見川は増水してました。