ブランド人間

いま日本にはインバウンドとかで外国人を官民一体となって頑張っています。

日本には文化が残ってます。

今日講演会で静岡大教授でもある南京生まれの河隆先生の話を聞きましたが、学生60人にヒヤリングしたところ殆ど新聞を読まないし、読書も年、1〜2冊しか読まないとのことでした。

先生も驚いて、では君達は何に忙しいとか問うてみたところアルバイトで忙しいとの返答でした。

アルバイトは時給1000円程度とのことでした。

先生は学生に君の大事な青春を時給1000円で君は売ってることになるけど、そんな人生でいいの?と問うたところ学生も気がついて返す言葉がなかったとのお話でした。

家庭でも学校でも社会でも今の日本では「人を人財にすることがないとおっしゃってました。

日本には神社仏閣など建築物とか自然の中に文化があるけど、日本人自体は魅力に乏しい様です。

国土強靭化には経済、軍事、文化が必要ですが、今の日本は経済的に下降線を辿ってるし、人間ブランドが個人主義社会になってからますます落ちてる様に見えます。

平均年収も550万円から最近は300万円位に落ちてるらしいし、マニュアル社会で前に進む様な自分から切り開く風潮が低下して、社会と停滞が進んでしまってる。

若者は社会が世界から見て落ちてることに気がついてないらしい。

困りました。

後期高齢者にはどうしようも出来ないので、せめて神様に未来をお願いすることにしました。

今朝101歳でお亡くなりになられた中曽根康弘さんは確かに、人間ブランドがあるお方でした。

御冥福をお祈りします。