震災から12年

今日は新聞もテレビも3.11から12年ということで取り上げてます。

3.11の前に阪神淡路大震災があり、今日はNHKでは心の時代で取り上げてました。

阪神淡路大震災から30年とは月日の経つのは早いですね。

午後から近くのホールでの映画がやってました。

タイトルは「たゆたえども沈まず」です。

津波にあった人がその後どうなっているか、一人一人追いかけてました。

世間からのご支援はありそれにはみなさん感謝されてましたが、一人一人生きることは戦いだなぁ〜と思います。

映画を見ながら建築に携わる者としてそれぞれのうちには仏壇とか神棚がないなぁ〜と思いました。

住居は人間が住むところで、それも効率よく無駄のない空間造りを目掛けてきたので住居には神と仏様がいる場所が無くなってしまいました。

みなさん家族が亡くなると部屋の隅にテーブルを置いてそこに遺影写真とか骨壺を置きお花とかお供物を並べています。

仏壇は半畳とかそれよりも小さくでも仏様の居場所は作れます。

住居に神仏の空間が無いということは頭の中にも神仏がいないのではと思ってしまいます。

最小限住宅とか公団仕様を基本に据えて住居を設計すると神仏はいる場所がなくなります。



改めて津波の映像を見ました。