核家族住宅はこれからどうなるのか

戦後の日本は家族制度が崩れて核家族化に向かって行きました。

その住居が核家族住宅ですが、少子高齢化によりかつては日本の旗振りだった若者が高齢化して敷地内に親子の二世帯住宅を作ることが流行ったことがあります。

その高齢者も片方が亡くなり一人世帯になると、特に旦那さんの方が長く生きると炊事洗濯など思うように行かなくなります。

そうなると息子さん娘さんの若い方の世帯が面倒を見ざるを得なくなります。そこで問題はお互いの住居が離れているので雨の日は傘をさして高齢者世帯に頻繁に行かざるを得なくなります。

TOTO通信の春号では有名な建築家である清家清の設計の住宅とその後オーナーの娘さん夫婦の一敷地内の二世帯住宅を新たに渡り廊下を作って繋ぐプロジェクトでした。

RCの住宅と鉄骨造の住宅とを木造の渡り廊下で繋ぐという解決策でした。

互助共助から解放された自由と平等が保障された自立した住宅ですが核家族住宅はここへ来て一つの曲がり角にきました。

最近は一人の生活も寂しいので気の合う仲間たちとのシェアハウスも考える人もちらほら聴きますが、気の合う仲間がいてそこに溶け込めるかもあるので誰でもという訳にはいかないですね。

作品は「代々木の渡廊」というタイトルです。

代々木は高級住宅街ですが傾斜地ですのでその段差も考慮して考えられてました。

※ ところで政府専用機でやって来たウ
 クライナ人20人が日本に来ました
 が、そのうち 16人が行方不明にな
 ってるとの記事を読みました。


 彼らはひょっとしてスパイではない
 かと疑う人もいますね。