水道橋のすまいるホールで住宅・建築物の省CO2シンポジウムがあった。
建築士に求められる地球温暖化対策は2015年のパリ協定を踏まえ「日本の約束草案」として住宅建築物分野では2030年目標として
CO2を40%削減となっています。
これを実現する為に改正建築物省エネ法が今年5月に公布されました。
300m2以上の建築物は省エネ法をパスできなければ確認申請が受け付けてもらえず。
工事が着工出来なくなります。
300m2以下の住宅でも設計士は顧客に説明責任が伴い、省エネ法がクリア出来てるかどうかの説明義務が発生して、その説明書類は15年間保管することが義務付けられました。
CO2削減の事例発表では虎ノ門・麻布台地区の日本一の高さになる森ビル計画に始まり、最後は(株)LIXILの省CO2住宅の普及促進の10の事例が発表された。
リクシルさんで住宅を新築した場合、その住宅は竣工後、電気代とかの光熱費がどう変化したかとか温湿度の調査をする予定だとか説明がありました。
パリ協定遵守は自分には関係ない事だと思ってましたが、建築士はその為にかなり働くことになるんだと今更ながら実感しました。
※水道橋駅ホーム:屋根は東京ドームと同じ膜構造でした。