川崎市は木材利用促進を進めています。
小学校を木造とするなど公共の施設とか建築物ばかりでなく民間の建築物も木材利用を促進しています。
川崎市は木材の生産地ではないので生産地である宮崎県とか和歌山県、浜松の天龍材とかが提携していて生産地と消費地がいつしよに利用促進を進めています。
脱酸素化とかCO2の削減とか政府の目標にも叶っているが、木を切ることは良くないと考える人もいます。
なぜ切るのか分かってない人もいます。
今回は川崎市主催の木造5階建てビルの見学会に参加しました。
柱、梁、床、筋交が木材です。
5階建てビルとなると1階は2時間耐火の性能かを求められますが、柱は構造材の周囲に燃しろ分の集成材を巻いて耐火の処理をしています。
1階は店舗、2階は事務所、3階は住宅が2戸、3,4階がオーナーの事務所になっています。計画では…
各階に筋交がデザインとして見えてますが、筋交は耐火被覆が無くても良いようです。
4〜5階建てビルは需要が結構あると思いますが、問題はコストです。
現状ではコンクリート造、鉄骨造に比較して有利とはまだ行ってないように感じます。
軽いので基礎とかは安くいくとは思いますが…