新疆ウイグルの講演会

テレビのニュースでは連日ウクライナ危機の報道ですが、忘れられているのが香港とウイグル自治区の現状です。

土曜日に日本の明日を考える会が主催した講演会に参加してみました。

午前は町田の美術協会の会議で午後からが同じ町田市での講演会でしたので、小田急デパートでランチにしました。

えらいド派手な女性がお供を連れて同じエレベーターに乗って来ました。

後でお聞きしたらデザイナーの草間彌生さんでした。

講演会ど遠くから見たことはありましたが、身近で見ると草間彌生とはわからなかったです。

ところでウイグル自治区ソ連と中国に挟まれ、中国の方に同化したようですが、それからは悲惨な状況です。

世界大戦後の1949年にはウイグル自治区はほとんどウイグル民族漢民族は人口の6%だったのが今では人口2400万人のうち半分以上が漢民族に変わっているとのお話でした。

女性は漢民族の男子と結婚するとか、職業訓練所と称する強制収容所に送られて弾圧を受けてるとかお話されてました。

核実験も1964年から32年間に46回がウイグルで行われて、数十万人の人が死んでるとのことです。

日本では世界大戦で広島、長崎で20万人ほどですが、戦争でないのに犠牲になるのは痛ましいです。

都市のすぐ近くで実験が行われるので軍隊以外の一般人も巻き込まれるようです。

例えばトルファンから200kmのところで実験が行われたとのお話です。

ウイグルに行けば2週間で臓器移植が出来るとか、痛ましいです。

講演会が終わって街を歩くと日本の平和を維持するために憲法9条を守ろうと言ってる政治団体もあります。

確かに戦争をしないで日本が隣国の自治区になれば悲惨な戦争は無くなりますが、ウイグルとかチベット自治区をみてると今までの平和は無いです。

ダライラマはいまだに亡命先のインドからチベット自治会に戻れていないです。

歴史と文化が残ってることが誇りであり、しあわせなことと思いますね。