今朝4時に届いた先輩からのメールは寂聴尼の「死ぬまで俳句」でした。
先輩は寂聴さんとは徳島の新町小学校での先輩後輩の関係にあるのでいつも気にしてるようです。
「藍生」の今年2月号の表紙の裏に「俳人瀬戸内寂聴」という見出しに何句か抄出してます。
・紅葉燃ゆ旅立つ朝の空や寂
・子を捨てしわれに母の日喪のごとく
・鈴虫を梵音と聴く北の寺
・たどり来て終の栖や嵯峨の春
・御山のひとりに深き花の闇
などなんとなくどんな気持ちを謳っているのかわかります。
先輩は最初の句が味わい深いと言ってます。
「死ぬまで俳句」で寂聴さんは:私はもう九五歳ですから、今夜死んでもおかしくないんですけれど、結局、ひそかに最後の俳句を残したいと思っているんです。死の間際に私に残るものは俳句だなと、今は思っております。(中略)
明後日から雪が降るとの予報です。
我が家はガソリンと灯油の準備をしました。他の人も同じこと考えていてガソリンスタンドは車が後から続いてました。