今、渋沢栄一に学ぶ

今日の講演のタイトルです。

講師は中国古典研究・作家である守屋淳氏の講演でした。

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渋沢栄一が生まれた頃は徳川幕府が末期の時で近代化を遂げた欧米列強が日本を植民地にしようといてた頃です。

中国も清王朝が続いてた頃、欧米諸国は産業革命を終えて生産の機械化が進みまだ産業の後進国に進出して余剰生産を未開国とか日本の様にまだ遅れてるところを植民地化して経済的パイを拡大しようと企んでだところです。

うっかりすれば日本は欧米の植民地でした。

日本は自力で資本主義化することが出来ました。

徳川幕府末期徳川慶喜の弟昭武とフランス渡航随行員として渡仏し欧米の資本主義を見てきたことが幸いしてます。

欧米諸国は諸国同士の小競り合いとか戦争で明け暮れ、戦争に勝つには経済を拡大してお金で武器を準備したものが諸国を制するということを肌で知り経済的「成長」という意識が芽生えました。

この「成長」しなければという概念は今日まで続いていて成長ありきが世界的に蔓延するようになりました。

しかし地球の大きさは変わらないので成長には当然限界があります。

資本主義の限界が最近よく耳にします。

持続可能な経済の実現はどの様な社会構造がいいのか、渋沢栄一の頃は経済成長こそが目的でしたがもう100年が経ち新しい概念の誕生を期待したいです。