身代わり忠臣蔵

忠臣蔵の事件は元禄15年(1702年)12月14日の深夜に赤穂藩浪士47人が本所松坂町の吉良邸を襲撃し主人吉良義央を殺害する事件です。

先月12月14日の高輪泉岳寺忠臣蔵ファンを交えて何人かで義士祭に行ってから今日で2ヶ月経って町田の本屋さんで見つけた「身代わり忠臣蔵」を読み終えました。

著者は土橋章宏さんです。

昔から暮れになると必ずテレビ番組で放映され、死んだ親父もこんな勧善懲悪物が大好きでした。

最近の評価は吉良善央が一方的に悪い評価から少しずつ変化しています。

赤穂藩浅野内匠頭の器量の狭さと吉良善央の意地悪さがぶつかり火花を散らし、その被害を直接被ったのは吉良家家臣であり赤穂藩大石内蔵助始めその家臣達でした。

その頃の幕府のトップは生類憐れみ令を出した徳川綱吉将軍でしたが、この裁きもしっかりしていればここまでには至らなかったと小説からは読めます。

今は個人主義の時代、自分を犠牲にしてまで正義のためには動かないですが、自分を律することが出来ずに事件を起こすことも多々あります。

そうでした。

今日はバレンタインデーでした。

俳句を2句投稿しました。

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・白加賀の丘を跨いで谷戸の風

・梅の香を乗せてゴディバのチョコの
 旅