大嘗宮見学

ソニーの課長と久しぶりにお会いして皇居大嘗宮を散策見学した。

課長とは半世紀前からの仕事の関係です。

ソニーの筑波工場の担当課長で、僕は設計士の立場で工事の第一期工事から第三期までお付き合いいただきました。

ソニーのオーディオ工場で第一期は130mくらいのコンベアが2ライン並んでました。

チャップリンの映画ではないがコンベアが流れていて前の人がハンダづけしたものをとなりの工員がビスドメするという当時は効率がいいと言われた流れ作業の工場でした。

僕のデザインは外壁に柱のH鋼をそのまま見せて柱間は石綿のサンドイッチパネルで繋ぐデザインでした。

耐火被覆に石綿材を使ったことから撤去となりいまは跡形もなくなってます。

課長の誕生日が28日だったのでおめでとう🎈と送ったら、近々会おうとのメールでしたので今日の会合となりました。

坂下門から大嘗宮まで大変な混み様で手荷物検査、ボディチェックを受けて12000歩、1時間半もかかりました。

乾通りを通って道中紅葉の紅葉と道灌堀とか城壁、石室なんかも楽しめました。

見学後は課長も学生時代アルバイトをしたという、元中央郵便局、今のキツテビルで遅めのランチをして別れました。

課長は52歳でソニーを退職し親父さんの茨城のお寺の住職をしていて、毎日朝の読経から始まり忙しく働いてます。

お盆には300枚のお塔婆を墨で書くというからすごい体力と感心します。

この見学会は12月8日まで毎日15時までやっているとのことなのでお時間と興味のある方にはオススメです。

大嘗宮自体は結構安普請ですが、ここで天皇が行事を行ったというところが見学のポイントですかね…