相談窓口の傾向

雨の中、お当番の建築相談窓口業務をして来ました。

今日は中原区の高齢なお爺さんでした。

テレビで能登半島地震のニュースを見ているうちにご自宅のことが不安になってくるようです。

1981年から2000年の間に建てられた、ツーバイフォーの木造3階建住宅で、大手の業者の設計施工の住宅ですが設計時に広い開放的空間が欲しかったのか、業者に壁を取ったり、取ったところにドアをお施主さんサイドの要求を押し通されたようです。

それが壁を取り大きな空間を作ることは耐震的は強くないという事を理解されてきて、逆に構造的に不安を感じての相談窓口に来たようです。

明るく開放的な家が当時は理想的な住宅でしたが、地震の多さからそれは将来的には不安要因になってるようです。

住宅とか建築物の理想系は世の風潮によって動くようです。