台風で千葉の住宅は多くが屋根を飛ばされました。
沖縄ではしょっちゅう台風が来るので屋根が飛ばされないように重い石を屋根に乗せたりもしてます。
ところが日本は地震が多いので耐震対策としては屋根を軽量な金属材でふきます。
屋根が重いと地震力に対して負担が多いからです。
地震と台風では全く対応が異なります。
ここに技術とテクニックが要ります。
屋根を軽くしてもそれを止める釘を日本古来からある釘のネック部分を細くくびれたものにするのです。
釘を打った後で木材が元の形に膨らみ釘のネックを締めつけることになります。
また暑さも近年どんどん世界的に猛暑が広まってます。
昔、というより今までは南側を明るくする為に窓を大きく取ってましたが、これからは明るさより涼しい家を作るために窓は極力小さい方がいいです。
建築基準法では窓は住宅の場合居室面積の1/7の開口が必要ですが、ギリギリ最低限の開口にしてガラスは二重にして紫外線が入らないようなもにを使うと良いと思います。
河川の氾濫もこれからは土木的に対策を取っても次から次へと大型台風が来ると思うので、ハザードマップを見ながら住宅の床レベルを設定して作ると良いと思います。