壁を破る発想法

今日の内外情勢調査会の講演は元ゼネラルモーターズ社長の佐藤満さんの話しです。

昭和18年生まれで、若い頃ナホトカからシベリア鉄道でヨーロッパに渡り、それからモロッコに入り、アルジェリアチュニジア、エジプトに行きそれからイラン、イラクからパキスタン、インドまで無銭旅行をした時から話しが始まります。

この経験が各国の内情とかいろんな国の人たちの心と人情を知り経営に活かせたとお話しを聞いて思いました。

仕事もなくぶらぶらしてるときにホンダの募集を知り、とても受からないと思いつつ応募して採用されてから、次から次と挑戦するのが面白いです。

企業の平均繁栄寿命は僅か30年、それらの運命に立ち向かい会社を繁栄させていくのが経営者の役割責任ということで次々と壁を打ち破り、最後はホンダ技研からゼネラルモーターズ社長になりますが、今はご自身で会社を立ち上げあちこち講演活動をされてるようです。

京都の神官のうちに生まれ、全く親とは別の人生を戦ってきました。

タイ国ではトヨタ、日産が大きなシェアを持っていてホンダはその何十分の一のシェアしかなかったが、アイデアとしてタイのクミポン王にホンダのアコードをプレゼントしました。

それが現地のテレビに放映された翌日には800台の注文が来たということです。

サラリーマン社員では王様に車をプレゼントなんて大胆なことはとても出来ないです。

今日は朝仏壇に薔薇を一輪さした。