今日は東京空爆の日

76年前の今日米軍の飛行機が数百機東京上空に飛来して東京市をX方向、Y方向からと隙間なくB29から焼夷弾を落としました。

僕は母親の背中に防空頭巾を被せられ必死に逃げまどいました。

親父は神田川の橋の下に大切な家財を埋めましたが、橋は米軍の標的となり吹っ飛ばされました。

僕は幸運にも焼夷弾が当らずに助かり今も生きてます。

幸運でした。

お袋は僕が空が花火のように輝いてたのを見て喜んだらしいが、お袋には喜べないことでした。

すぐ住む家に困り、軍隊の施設を頼り山形まで疎開しました。

この東京空爆は帝国ホテルの設計でフランクロイドと共にきたチェコ出身のアメリカ人アントン・レーモンドが戦時中日本の木造住宅に詳しいということで東京の街の模型を作り、どういう風に爆撃したらよく燃えるか研究してました。

レーモンドの作品で軽井沢の夏の家とかカニングハム邸とか見学しましたが運が悪ければ彼に命を取られていたかも知れないと思うとどうしても好きになれない建築家になりました。

76年前はB29の攻撃に日本は逃げるばかりでした。高射砲は役立たずでした。

今日本はコロナ戦争です。

今も庶民は三密を避けるとか、飲食を警戒するべしとか逃げるのみです。

敵はコロナなんです。

敵に対する攻撃は政治と行政が効果的な手を打つかどうかです。

敵が何処にいるかわからないのであればかの国が実施しているように一日、3万人程度のPCR検査をすれば敵の所在は明確になると感じます。

盾と矛では防御策としてのワクチンは日本ではまだ出来てないようです。

中国、インド、アメリカ、ECではもう完成しているけど日本は国家防衛がまだです。

国家のワクチン予算はどの程度なのかなぁ〜

76経つけど今も逃げるだけのようです。

敵も新たな変異株を用意してきているとか、

戦略的国家防衛を期待したいです。

当面の敵はコロナですね。