最近の渋谷区にトイレが面白いですね。
建築家坂茂さんが設計した代々木深町公園トイレとはるの小川コミュニティパークトイレはガラス張りのトイレで中が透け透けで見えてしまうが、中で鍵をかけるとガラスに貼られたフイルムに電流が流れなくなり、中が見えなくなるというので興味を持った人も多いと思います。
このほかにも渋谷区内の21のトイレが今年の夏までに一新されるようです。
トイレ設計者は建築家だけで無くプロダクトやグラフィックなどジャンルを超えたデザイナーが参加してます。
有名な建築家では槇文彦、安藤忠雄、伊東豊雄、隈研吾、藤本壮介なんかがいます。
槇文彦さんのは恵比寿東公園トイレでトイレブースで囲まれた中庭には木が一本生えてます。
安藤忠雄さんの神宮通公園トイレは円形の和傘のようなデザインです。
田村菜穂さんのは東3丁目公衆トイレで真っ赤な折り紙を折ったようなデザインです。
田村菜穂さんはニューヨークに拠点を置くプロダクトデザイナーでコロナ禍で来日出来ないので別な人がノートパソコンをトイレ内に持ち込み設計管理し竣工確認をリモートで行ったようです。
坂倉竹之助さんの西原一丁目公園トイレは半透明な外壁から昼間は光を取り入れ、夜は行燈の様な光を放っています。
どれも面白いのでコロナが収束したらトイレ巡りをするのも面白いと思います。
鴨遊ぶ我が影見ても知らんぷり