島村抱月と松井須磨子

とうとう北海道は外出禁止令が出されてしまった。

go to travelが裏目に出てしまったのかもしれないです。

特に北海道は断熱と高機密住宅が多いので感染者が家庭に入ると換気が無いと感染リスクが俄然高まります。

水彩仲間のAさんは早々と函館に行きましたがこれからしばらくは北海道の旅は難しいですね。

僕の母校の早稲田中学の草創期の教師に島村龍太郎という人が明治の後期にいました。

後の島村抱月さんです。

日本の演劇史に大きな業績を残しました。作家というより批評家とか演劇の方で名を残しました。

カチューシャの歌とかを歌う、歌う女優の松井須磨子と結成した芸術座は大成功の様でした。

妻子ある島村抱月と15歳下の松井須磨子と恋に落ちいることになりますが、大正7年スペイン風邪パンデミックで抱月は急死してしまいます。

志村けんさんも、感染死でした。

強烈な個性を持つ人にはそれなりの魅力的な相棒が後になって出てきます。

若い頃、アルジェリア国の大学建設にスーパーバイザーとして飛ばされた頃はカミュが入り浸ったカフェがまだ残っていてリセのフランス語学校の時いつも1人でドロドロのCafeを飲んでました。

カミュも感染を書いてます。

周期的にやってくる感染は沢山の悲劇も埋めてしまいます。

逆に東大寺大仏殿の様な建造物も作られることもあります。

まだ、コロナは終息しそうも無いです。

今日の散歩はドウダンツツジが真っ赤でした。

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島村抱月松井須磨子は中学校の校      
 友会会報から引用しました。