俳句の森

今日は7月例会です。

出席は郁子先生、奉令さん、凡中さん、弘さん、桜子さんの合計6名の参加でした。

名前は全てペンネームです。

今回のお題は海月、片陰、香水です。

どういう訳か時間になっても郁子先生が見えない。

先生は携帯を持たないので、桜子さんが館内を探しました。

しばらくして女性二人の会話が近づいて来たので先生と出会えたようです。

句会の前にもと日経新聞記者の凡中さんが前回みんなに自費出版の本をくださったのでそのお礼をしました。

瀬戸内寂聴さんの「寂聴尼の世界に遊ぶ」です。それを自費出版されました。

どうやら部屋を間違えて和室の方でお待ちになっていた様でした。

今日も6句出しましたが、僕のも選句してくれました。

「吾と海月ゆたゆたどこへ辿り着く」

枇杷を手に玄関先に笑顔立つ」

「片陰の途切れしところ三味の音」

ヴェニスにも海月ぽかりと海透けて」は直されて→

「海月浮くヴェニスの海の透けており」になりました。

僕以外の特選句は:

「香水や憧れし人還らざる」
「香水と隣り合わせの長き旅」
「片陰や行きかふ人の腕白く」
のらくろの海月羨しき浮世なり」
「ライトアップの海月宇宙遊泳」
「不支給や住民票のなき海月」

でした。

行きはヨイヨイ帰りは雨が降り出しました。

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