京アニメ放火事件

今日のニュースのトップは京アニメ放火事件の容疑者逮捕でした。

悲惨な事件でしたが、現代文明の不幸を考えさせられます。

まさに不幸な人がさらに不幸を増殖する構図です。

世には変質者、性格異常者、狂人が普通に社会に混じって生活しています。

今回の容疑者は肉体的疾患があるとか性格的に異常なのかは今後の捜査によるが、わかつていることは本人の育ちが家庭的に社会的にひどく恵まれてなかったことも報道から分かっています。

もし愛情深く家庭で育てられていればこんな事にはならなかったと思います。

有名なピアニストの辻井伸行さんは世界を股にご活躍されてます。

彼は目が見えないという肉体的ハンディキャップを持ちますが、両親の暖かい愛情で育ちました。

家庭の育ちはとても大きくて結果としては世に喜びを与える人になったり、全く逆に悲しみを撒く様な事になってしまいます。

この原因を遡ると戦後GHQにより日本にあった「家」制度が解体され、全く個人が優先される様に憲法から改定されたことも原因の一つと思います。

憲法24条には婚姻は男女の意思「のみ」によって成り立つというような事が書かれてます。

この「のみ」が問題で、二人を育てた両親とか家族がすっかり抜け落ちています。

今回の事件は本人の責任があるが、もっと俯瞰的に見てみると政治的に改善出来る部分があると思うます。

こういう社会にしないために政治は大切だと感じました。