皆さん家篭りでいろいろ時間を潰していると思います。
地元の本屋の店先に並んでいた古代史「謎解き」入門をふらっと買ってしまったので時間潰しに読んでいたら、意外に歴史って面白いんだなと思いました。
学生の頃、歴史は年代と起こった出来事を暗記するばかりで全く興味の無い科目でした。
社会人になってから、司馬遼太郎の単行本なんか読んで歴史の流れとか面白いものだと感じる様になりました。
歴史は勝者が書き換えて都合良く勝者の都合良く変えてしまうので本当はどうだったかと紐解く面白さがあります。
日本書紀は誰が何の目的で書いたのかなんて思いもしなかった。
歴史から消えた蘇我一族と藤原一族の争いの中、藤原一族の為に書かれたのが日本書紀と筆者は言っています。
はじめにまずは飛鳥の甘樫丘に登ろうと書き出しにあります。
俳句の先輩も元日経新聞の記者でしたが大阪支社で部長の頃から奈良に取り憑かれ、甘樫山に仲間と登られ良く奈良に行かれます。
読んでから、東大寺、中宮寺、法隆寺、薬師寺を回るとその見方も変わると思います。
薬師寺は何度かいきましたが「親蘇我派の恨み」を沈める場所だなんて思ったことはなかった。