夢は実現する

今日はIOC委員の柔道の山下さんの講演を品川のホテルに聞きに行きました。

駅をまっすぐざくろ坂をのぼりきつたところが講演会場です。

ランチを食べての講演です。

今日はなだ万のお弁当でした。

弁当屋さんも一度に1000人分作れば儲かりますかなぁ〜

悪ガキだった山下さんが今あるのは柔道のお陰と話され、小さい時の夢は東京オリンピックで金メダルを取った時に日の丸掲揚と君が代斉唱でした。

それを自分もやりたいというのが夢になりました。

金メダルではなく日の丸と君が代が会場に響く、そんなことを自分も実現したいと小さい頃日記に書いてました。

その夢は実現し、今日の演壇に立ってます。

山下選手は85年のオリンピック、ロスアンゼルス大会でエジプトのラシュワン選手に決勝戦で勝ち残り金メダルを取りました。

この時、脚を怪我していて大方の予想ではラシュワン選手に分があると見られていました。

柔道のマナーは道場の畳の上だけでなくそれは普段の家庭、社会生活に繋がらないといけないとの信念です。

それが柔道からスポーツに拡大して、その精神をIOC委員となったことで世界の平和にも貢献したいと願ってます。

ところで僕の小さい頃夢は持ってただろうか?

そんなものは持たなかった。

一生懸命に働き、なんとか家庭を持てればというようなつまらない夢でした。

他の同僚もみんなその程度の夢だったと思います。

戦後の貧しさからの脱出が夢だった。

みんなそんな夢を持ってみんな頑張ってその結果は世界第二の経済大国になりました。

ですから、定年後は夢もあせて、旅を楽しむとか日本百名山巡り、美術館巡りとかみんな誰でも思いつく夢を追っかけてます。

ただ、その夢の達成感があまり濃くないのが問題ですね。

汗💦が伴わないと夢の達成感は薄くなりがちです。

僕はちなみに、囲碁、水彩画、俳句、旅、ゴルフ等に目標もなく勤しんでます。

僕等の世代の夢は貧乏脱出と生活実現でした。
山下さんはもっと大きな夢が持てる時代に育ちました。

講演後は蒲田まで足を伸ばして駅前のユザワヤさんで絵の具他の画材を買って帰りました。