お正月雑感:水ビジネス

グローバル化という事で政府はどんどん外資の導入窓口を広げていますね。

IR法、水道民営化法などこれからいろいろトラブルも出てきそうです。

第二次世界大戦では石油が戦争の引き金になりました。当時の日本はアメリカから石油を絶たれてしまった。

戦争するかアメリカの属国になるか、アメリカから突きつけられました。

僕の両親の世代は属国になるよりは国力で大差があるが戦争を選択しました。

日露戦争では戦艦三笠など石炭動力の戦艦も活躍したが、石油で動く戦艦にはスピードの点で歯が立たないですね。
 
次の戦争の引き金は水資源の争奪戦から始まると言われています。

梅雨の雨、台風が運ぶ雨、シベリアから日本海の水蒸気を拾ってもたらす雪など水資源は恐怖となるくらい日本にもたらされるので水資源争奪戦争などピンときませんが…

今世界的にはアフリカの南半分、インド中国は砂漠化で地下水も出なくなってきてます。

南米のアマゾンの森も水がなくなり砂漠化するとの予想です。

日本は余り無関心ですが、中国が北海道の水資源を狙ってどんどん買い占めている様ですが、すでに静岡県の面積くらい買われてるとの話しもあります。

表向きは日本企業が購入してるらしいですが…

逆に日本は中国の土地を買うことは出来ないようです。

これも一歩通行で問題ですね。

グローバル化の圧力で出来たのが改正水道法です。外資が水道事業を運営出来るという法律です。

その水道事業のインフラは行政が担当するという企業にとっては美味しい仕組みです。

水道のインフラは東京で言えば徳川の時代から、河川工事、用水事業を戦後も都市の地下に水道と下水管を張り巡らしました。

小学校の頃は野原に積まれたコンクリートの土管に入って遊んだ記憶があります。

アメリカ、イギリス、フランスのグローバル水ビジネス界が日本の水資源に目を向けています。

イギリスのテムズ社、フランスのスエズ社、ヴオリアウォーター社などおいしい日本のマーケットを見ています。

IR法で中国企業からお金をもらった議員も出てきましたが、水資源についてもこれら外資が参入しやすい様に動く議員がいると知りました。

氷河の水をペットボトルに入れてルームサービスする外資系ホテルがあります。

水にこだわっています。

昨夜のNHK番組では南アでは水資源を確保してる白人と一日に10リットルしか手に入らないで生活するスラムに住む人々の格差の広がりが取り上げられてました。

ラグビーでは南アのマンデラ大統領が白人と有色人種をまとめてワンチームを立ち上げましたが
その精神は広がる可能性はどうなんだろうか…