モダニズム建築

最近戦後のモダニズム建築が解体されたり保存されたり、解体再現などのニュースが多いですね。

モダニズム建築の特徴の一つがコルビジェから始まるピロティです。

そのまま生き残ってるのは国立西洋美術館とか旧神奈川近代美術館旧館とかありますが、前者は免震構造で後者は耐震壁補強です。
美術館の機能はそのままです。

丹下健三設計の広島平和記念資料館本館も今年春に行った時は工事中でしたが10月に完成したようです。

我が地元の横浜市庁舎は免震構造で改修工事が終わったと思ったら、三井不動産グループによる街区の開発によってホテルと商業施設になるみたいです。

村野藤吾さんの庁舎は用途変更で残るが、その脇に30階建てのオフィスと大学ができるらしい。

もう一つ村野藤吾さんの設計の大阪新歌舞伎坂が隈研吾さんの設計により、ホテルと歌舞伎座に変身です。

昔、難波駅工事に携わっていたので、どんどん大阪臭さが無くなっていく感じです。

解体され無くなってしまうのに、菊竹清訓の代表作の一つ都城市民会館があります。
有効な使い道が見つからなかったんですね。

隈研吾さんは渋谷スクランブルビルとか国立競技場とか最近一番仕事してます。

モダニズム建築の建設当初は規模もそこそこで設計の思想が日本にないものでしたがいつのまにか私たちの日常生活に溶け込んでしまってました。

モダニズム建築を残そうという機運は高いですが、新たな思想までは難しいですね。
かたちと一部の当初からの機能を残すことでも大変だをとは思います。

今日、病院で骨折後のレントゲン検査で一本でをはなくもう一本肋骨にひびが入ってました。

道理で寝る時布団に痛くて入れなかったわけです。
我が身体は耐震補強もままならず、コルセットと湿布薬で現況維持で行くしかないです。