木造住宅耐震診断

今日は午後から川崎市多摩区の木造住宅の耐震診断調査業務を行った。

二人で調査に2時間かかった。

まず調査にあたり、現状の図面がなかった。
お施主さんは既存中古住宅を購入する時に業者から図面をもらってなかった。

ということで方眼紙に間取り、仕上げ、窓、戸袋など書き込んで、同時に写真を撮って建物の劣化状況等の報告書の準備も必要でした。

これから、住宅は新築物件は無くなっていくことから、新たな住宅インフペクター制度を活用して購買してもらうと建物の耐震性とかどこにどういう問題があるかがわかってリフォーム等やりやすくなると思います。

中古物件の購入時には建築士がチエックした住宅を購入するのが、これからの主流になると思われます。

身体で言えば健康診断書になりますが、建物の診断書と考えればいいかなと思います。

今日のお施主さんはリフォームが先か耐震補強が先か、また工事費用がいくらになるかご心配のようでした。

今日のデータを基にパソコンで現況建物の保有強度が出てこない限り、補強設計も進まないので、補強費用も概算と言われても難しいですね。

建屋の前は森のような公園でその間の道路に夏も終わりですが、台風一過気温も30度を超え暑かったので、カマキリがゴソゴソ動いてました。