井伊直弼の心情に触れる

東京赤坂をお堀に沿って四ツ谷寄りに登ると
紀尾井町がある。
紀州尾張、井伊家のお屋敷が江戸時代にあったところです。
昨年は女城主と井伊家の生き残りを描いた大河ドラマがあった。
その末裔は井伊直弼大老でした。
幕末の安政7年に桜田門外の変で3月3日に亡くなります。
建築設計事務所協会の研修旅行で彦根城に行きましたが。井伊家のお城です。
そのお堀のそばに歌碑があります。


「あふみの海 磯うつ浪の いく度か
御代にこころを くだきぬるかな 」
と書かれている。
その近江の海は琵琶湖のことと思います。
国民休暇村から徒歩で波打ち際までいくと
穏やかな波が繰り返し押し寄せてきます。

ご本人は国政に世のためにこころを砕いてきたが、なかなか理解されず、悩んでいたと思います。
この歌を作って3ヶ月後の3月に襲われて亡くなった。
無念な気持ちがこの歌からも感じられます。
琵琶湖近辺はまだ桜も🌸蕾でした。
関東の方が開花が早いですね。
旅行から戻り、朝の散歩をしたら桜は満開でした。