ブライスさんの言う品格

日曜日、朝のラジオでブライスさん(RH.Blyth)
さんのお話があった。
小泉八雲(ラフカディオハーン)さんは結構名が知られてますが、ブライスさんはそれほどでもないです。
僕も今朝のラジオで知ったくらいです。
1898年生まれ、1964年に亡くなってますが、日本の俳句を英語で海外に広めた人で禅の鈴木大拙さんともあったことがあり「禅と英文学」という著書もあります。
古池や蛙飛び込む水の音

The ancient pond !
A frog plunged Splash!
By Basho,
こんな風に訳してます。
彼は戦前、1938年にイギリスから来日した際、日本人の挨拶の奥深さに感動した。
深く目と目を合わせ軽く会釈する姿がとても優雅だと言う。
欧米では挨拶は抱き合ったり、キスしたり、握手をするがそれは不潔でもあると言う。
彼の言う品格とはdignityで尊厳のことらしい。
今の国会テレビ中継を見ていると、
野党さん達は鬼の首でも取ろうと、いじめまがいのようで国会議員の尊厳はどんなんだろう!
午後から先輩の個展を見てきたが、60号クラスの大きな絵ばかりでとても太刀打ちできそうもなかった。
僕ももう少し大きな絵を描くように勧められた。
帰りに世界堂ガッシュの白を一本購入した。

今日の額装です。