敬天愛人

弟の作品も出展される刻字展が上野の東京都美術館で開催されているので見に行きました。
まだ、雪が溶けてないので日陰は凍っていて滑りやすいです。
刻字は彫刻と並ぶアートとして位置付けられます。

奥の方に行くと葛飾北斎の「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」をモチーフにした刻字と彫刻の中間の様な作品が展示してありました。

星野高等学校とか新潟県栃尾高校とかの生徒さんの作品も多くあり、お年寄りばかりでなく若い人もトライしていました。
美術館でランチ後は御徒町方面に歩きました。
カンザクラと西郷隆盛像のところに人が集まって写真を撮っていました。

もう春ですよね。

隆盛像は彫刻家高村光雲の作で、像の横に敬天愛人の文字があります。
江戸城無血開城し、諸外国の日本の植民地化を防いだ功績は大きいと思います。
その後廃藩置県を実行し沖縄を県として日本の行政配下に位置づけた功績は本当に先を読む力がすごいなぁと思いました。
江戸時代の鎖国政策の中でも諸外国の野望を把握していたことはおそるべしですね。
現代なら情報機関がものすごく進んでいるので、もっともっと諸外国の動きをわかってていいかなと思いました。