インプラントのオペ

今日は昨年抜かれてしまった奥歯の位置に金属のネジを埋め込むオペでした。

歯科医院までの朝の道のりがいつもの散歩と違います。

受付で手消毒と検温を済ませて待つとすぐに名前が呼ばれて、いつもの9番の席に誘導され、そこで局部麻酔と口内環境消毒そして抗生物質と痛み止めを飲まされます。

担当の浩子先生の準備が整い集中治療室に移動する頃には、心臓もドキドキが自分でもわかります。

セーターを脱がされ腕に血圧計を巻かれます。自動的に5分毎に血圧が計測されます。

それから右手の人差し指に血中酸素濃度を測るものを装着されます。

最初の血圧計のデータが前の画面に数字で動いてます。

いくつかなと思うまもなく、大きなブルーシートを顔面全体に被せられます。

口のところだけ円形に穴が開けられ、そこから先生の手とか治療器具が出入り出来る様になってます。

こうすると口の中の血とかいろいろなものが飛んでも汚れないなぁと思います。

あとはどの様に治療が進んでいくのかはくちびるも麻酔で口内の感覚では全くわからないです。

治療前に口内環境準備の担当女子に手術はどういう段取りかをお聞きしたら、歯肉を切り、顎の骨にドリルで金属ネジを打ち込み、それから歯肉の縫合という様な段取りとのことでした。

舌の感覚は生きていたので、糸で舌の動きを抑えてるなとか血から出る鉄分の匂いなんかから、今どの辺まで行ってるのか推測してました。

浩子先生のほか二人合計3人体制でテキパキやってる様ですが、途中で僕が痛みを感じたので、先生は「麻酔が切れないうちに急ぎましょう」とか言ってるのが聞こえます。

全身麻酔だと、費用がプラス10万円ですので、歯の治療では僕の場合はそこまでしなくて大丈夫だろうとの自己判断でした。

そこも心配ではありましたが、結果的にはコロナ禍で全て上手く行きました。

浩子先生も手術衣を解きながらニコニコ顔でした。

これも神様のお陰と感謝します。

明日の外出費用が無いことに気付き、夕暮れに駅まで行きました。

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