叔母さんのお見舞い

叔母さんはお袋の妹で94歳寅年です。

静岡市立病院に入院してましたが清水の山の上の保養所で生活してると聞いてましたが、大分長いこと会ってないので行きたいと思い実行しました。

たまたま弟も行きたかったらしいので一緒に行くことにしました。

静岡駅10時集合でそこに叔母さんの娘の博子ちゃんが待っててくれました。

博子ちゃんの旦那さんも警察を退職して時間があるので叔母さんのところまでワゴン車で案内してくれると言うので便乗しました。

保養所は清水IC近くの山の上にありました。

終わってから近くのくつろぎの食卓「日与志」でランチしました。

静岡の安倍川の博子ちゃんの家に行く前に日本平を案内してくれました。

駿河湾と富士山が眺望でき素晴らしいです。

紅白の梅も真っ盛りでしたが、もう桜が満開で驚きました。

ここが野口雨情の赤い靴の発祥の地であると銅像を見て知りました。

赤い靴の女の子の名前は「きみ」さんという名でアメリカ人宣教師の養子となりアメリカに母と別れて旅立つところでしたが不治の病にかかり、日本の施設の中で亡くなりました。

9才でした。

きみさんのお墓は東京六本木の鳥居坂協会の共同墓地に眠っていると能書きにあります。

素晴らしい風景と寂しい物語のアンバランスはお天気が良く富士と相模湾の景色が良ければ良いほど際立ちます。

安倍川の博子ちゃんの家では安倍川餅ならぬ、お手製の黒いケーキと抹茶の和菓子を出してくれました。

お袋がまだ若い時描いた安倍川の橋も今では鉄骨の立派な橋梁になつていました。