ネットでみてたら明日で東山魁夷生誕110周年記念絵画展が終わるらしい。
急遽電車に乗って出かけた。
乃木坂から美術館に向かうと切符売り場は長蛇の列でした。
風景、北欧、京都、ドイツ、オーストリア、唐招提寺御影堂障壁画を順に回り最後はショップがあるがこれがまた長蛇の列でした。
ちょっとしたものを買おうと思ったが諦めました。
唐招提寺御影堂の障壁画を書くにあたって、東山魁夷さんは鑑真像と向き合い、鑑真の故郷である中国の風景を描く気持ちになり、中国に何度も行きスケッチをしてきた。
ブルーの海と波と島が部屋の中にいると圧倒されそうな気がします。
白黒の水墨画も木々が風に吹かれてこれも圧倒されますね。
90才で「有星」という作品を残しているがこの星は空にあるのみで下の湖面には映ってなかった。
もう地上には戻らず、天上界に行く覚悟に見えた。