待庵は千利休の茶室です。
その原寸大のものが六本木の森美術館に展示されています。
森美術館は六本木ヒルズの52階にあり、今
「建築の日本展」が開催されています。
今回の建築展は来場者が多く、六本木ヒルズにあるためか、ヨーロッパ人、中国人など多く日本人以上の方が訪れています。
待庵の茶室に入る外人さんも多く、並んでます。
土間庇(どまひさし)をくぐって、内部の茶室に入ると暗く幽玄な極上空間が広がっています。
ここは写真撮影がOKです。
フランスの有名な建築家コルビジェの提案する最小限住宅は、動物の巣と同じく他人を排除する空間ですが、
日本茶室は他者を受け入れる空間です。
今の3dkとか4LDの住宅思想は他者を受け入れない空間ですが、
もう一度考え直さないと、今の社会は変わらないと思います。
日本の建築文化を再考出来たらいいなぁと思います。