奇跡の日本酒「獺祭」

朝飯が終わった頃、家の前でがさがさ人声がする。
出て見ると、黄色い道路工事車が何やら作業をしてました。
ヘルメットを被って地図を持ってる責任者らしき人に尋ねると、下水道の洗浄をしているという。
汚水桝と雨水桝があり今日は雨水桝の洗浄だという。
作業はあっという間に終わった。

年度末で予算を使い切るためにやつてるんだなと思います。
そういえば二日前には舗道の白線引きもやってた。
午後は愚息の学校の明大リバティータワーで「獺祭」の桜井社長の講演会でした。

会社の旭酒造も一時売上げも1/3になり、酒造りに欠かせない杜氏もいなくなり、最後は社長と若い社員3人と配達員5人で必死に頑張った。
杜氏は居ないが社長の今までの学習と経験かわ酒造りをはじめ、「獺祭」という純米大吟醸酒の完成を見た。
山口の酒蔵が東京の顧客を掴み、今ではパリ、ニューヨークにもお店ができた。
宅急便の出現、ワープロの広がりにより情報の発信と流通革命にも救われた。
単に味が頼り、味覚がパリっ子、ニューヨーク子を捉えなければ、今の旭酒造はない。
今年8月からはニューヨーク郊外のハイドパークに1200坪の工場が着工し、来年6月には完成するということでした。
そこは、日本に戦争を仕掛けたあのルーズベルト大統領の生まれ故郷と目と鼻の先とのことです。
今日の奇跡は講演会では元千代田会の朝写真ニュースの元社長が臨席でした。
ゴルフの仲間でした。
講演後、彼女はタクシーで会社に帰る🚖というので僕は聖ニコライ聖堂を寄り道して、御茶ノ水駅に向かった。

当時のお雇い外国人のジョサイア・コンドルの設計のビザンチン様式の教会建築です。
国の重要文化財です。