川瀬巴水展(かわせはすい)

お向かいさんから入場券をもらうまでは、恥ずかしながら川瀬巴水を知らなかった。

今朝、雨の中玉川高島屋まで車で見に行った。

明日が期限なので、嵐の中車で出かけた。

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台風と前線の影響で国道246号も比較的順調に流れて、片道18kmを38分で多摩川の先の高島屋の駐車場にたどり着いた。

川瀬巴水明治16年に生まれ昭和32年に74歳で亡くなるまで40年間に600点以上の作品を残しています。

日本ではあまり知られてないですが海外では北斎・広重と並び称されるほどで頭文字から風景画の3Hとも言われているそうです。

江戸時代の浮世絵を大正中期に再興し新版画の世界を開いた。

はじめは日本画家・鏑木清方の門を弟子になるべく叩いたが断られ、洋画家の道を進められたが挫折を経験した。

再度鏑木清方のところへ行き入門を許された。

洋画の影響もあるのか色が綺麗で光と陰、水の存在感、空の雲、木々の描き方なんか素晴らしかった。

増上寺、神田明神日枝神社、品川、桜田門、隅田川の鉄橋、市馬など見ていて心落ち着きます。

海外の旅ではポトマックの桜🌸とか朝鮮の旅では向こうのお寺さんなんかも描かれてました。

絵の中の人物も絵の中によく溶け込んでいます。

会場を出たところに売店があり、版画がうられていますが適当な大きさで50〜100万円でした。

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僕にはちょっと手が出ませんが、年配のおじさんがその場で9万円の版画を即決で買われていました。

壁からその版画が外されました。