タイトルの日本語訳は「人間らしい人間」です。アイヌ語はかなり使われてなく無くなりそうです。
今日は京都大学大学院教授カールベッカーのさんのお話でした。
ベッカー先生の先生が品川の民家にお邪魔した時にお家に仏壇がありました。
海外では家の中に神殿🏛があるので驚かれた。
ここに日本人のアイデンティティを見いだしヨーロッパに本を出し、かなり読まれた。
現世とあの世をお仏壇を通して交流している。
仏さんと関係があった人達がお仏壇を通してコミュニケーションが取れている。
ベッカー先生のお話ではヨーロッパの病院では、もうこれ以上先は短いという患者さんのため病院が何度もパーティをやるらしい。
すると患者さんも次第に死が身近に見えてきて悔いなくあの世に行けるという。
高野山の源信さんではないが阿弥陀さんの光の世界に到達するという。
光という言葉はヨーロッパ人にも通じるものがあるという。
病院がこの世とあの世をつなぐ仕事をしだした。
アイヌも明治の頃日本に吸収されてほとんど民族としては無くなってしまったと思ってましたが、NHKテレビでは関東のアイヌ民族のコミュニケーションと連帯が観れた。
アイヌ民族は復活した。その尊厳も復活した。
チベット民族の王様であるダライ・ラマさんもインドの仮住まいから故郷に戻れる日が来ることが、アイヌ ネノ アン アイヌになることだと思う。
今日も暑いので竹原の水彩画を少しすすめた。