障害者も納税者になれる

今日は建築士会の福祉部会主催の見学会でした。

場所は横浜市青葉区の奈良北団地の見学です。

この団地は昭和46年から入居が始まった1500戸の大規模なUR(旧日本住宅公団)の団地です。

全部で18号棟ある中で3棟をバリアフリーに対応した高齢者見守り拠点として整備し、アビリティーズがその施設を運営しています。

それまでは1500戸のうち3〜400戸が空室でしたが現在は100戸ていどに減少してあるとの説明でした。

団地内の駐車場を潰し、新たな在宅ケアサービスを始めた。

バリアフリーの高齢者の見守り住宅の仕様に旧住宅を改修し、見守りサービスを行ない、介護認定の方への介護保険サービスを提供する。

お約束時間での「安心お元気コール」、緊急通報装置、買い物代行、洗濯等の生活支援、車椅子でのリハビリツアー、介護タクシーサービス等してくれる。

団地の住戸の家賃は7万円あとはケアサービス代です。

サービスなしであればお家賃のみです。

これで人気が出てきて若い人も移り住むような動きになあているとか。 

アビリティーズはアメリカから起こった運動です。

その理念は人間には無能力者はいない。

あるのは能力者だけ。

障害者も国家に養われる人間として生きるのではなく、挑戦し夢のあるスリルのある人生を生きることを理念としています。

f:id:onchan19:20170617205618j:imagef:id:onchan19:20170617205629j:imagef:id:onchan19:20170617205636j:image